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子どもが大きくなったし、そろそろマイホームが欲しいな」と考えて、インターネットで物件情報を探したり、新聞に入ってくる折り込みチラシのチェックを始めたり……。けれど、並ぶ数字はどれも数千万円もするものばかりで支払いに不安も。今回は最初に必要な頭金について考えていきましょう。
購入時には、大きく分けて、仲介手数料・税金・住宅ローンに関わるもの・司法書士報酬などがかかってきますが、物件価格の7%~10%程度はかかると考えておきましょう。では、それぞれについてみていきましょう
不動産の仲介会社を通して不動産を購入することになった場合、不動産会社に成功報酬として仲介手数料を支払います。
普段の買い物でもかかってくる消費税はもちろんのこと、ローン契約時の印紙税、不動産の登記に必要な登録免許税、入居後に必要となる不動産取得税・固定資産税・都市計画税などがあります。
住宅ローンを組むためのお金もかかります。ローンの事務手数料、ローン保証料、団体信用生命保険料、火災保険料、地震保険料などがそれにあたります。
不動産を登記する際には、司法書士への手数料がかかります。
この他、新居への引越し費用も忘れてはいけません。荷物を運ぶ運搬費だけでなく、引越しの挨拶状作成や送料、電話の移転費用などもかかってきます。また、新居にあわせて家具や家電などの耐久消費財を新調する場合は、その費用も視野に入れておかなければなりません。特にマンションに比べて窓の数が多い戸建ての場合は、カーテン費用が思った以上にかかることを覚えておきましょう。窓のサイズが特殊だと、オーダーメイドで作らなくてはなりませんのでその点も注意が必要です。カーテンレールがない場合もあるので事前に確認しておくといいでしょう。
このように、物件価格以外にも様々な諸費用がかかってきます。総額にするとかなりまとまった金額になりますので、物件を探すのと同時に、諸費用についてもあわせて確認しておきましょう。
橋本 岳子 (はしもと・たかこ)
20年勤めた不動産情報サービスの会社での経験を活かし、住まい探しが初めての方にも分かりやすい、生活者の目線に立った記事の執筆活動を手がける。
※ 2016年3月30日本編公開時の情報に基づき作成しております。情報更新により本編の内容が変更となる場合がございます。 ※ 本コンテンツは、不動産購入および不動産売却をご検討頂く際の考え方の一例です。
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